AI美芸研10周年

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【AI美芸研10周年】

本日2026年5月1日は、総勢29名により「人工知能美学芸術研究会」(略称:AI美芸研)が発足してからちょうど10年の節目の日です。その布石となった「人工知能美学芸術宣言」は、囲碁が人間の叡智の証明であった2016年当時の世界チャンピオン(イ・セドル氏)が、囲碁AI(アルファ碁)に敗退したことを切っ掛けとして起草されました。
2026年の今日、そうした状況はもはや当たり前となり、例えば日本の将棋は、一手ごとに人間がAIに正解率をパーセンテージで伺うような状況、すなわちAIが人間を追うのではなく、人間がAIを追う構図に、いつの間にか成り下がっております。
また、「鸚鵡(オウム)はわれわれ(人間)自身であることを知るべきだ」という宣言内の一文どおり、「統計的オウム」に喩えられるところの生成AIの登場と浸透は、「生成AIは所詮オウムに過ぎない(から駄目だ)」ではなく、「人間も生成AIも、元々はオウムなのだ」という認識を汎化しつつあります。

さてこの度、AI美芸研の企画制作として当会を牽引してきた美術家・草刈ミカは、個展「凹凸絵画−逆チューリングテスト」(5月30日-6月13日@HIGURE 17-15 cas)を開催します!

「AIが、AIであると人間に見抜かれなければチューリングテスト合格」であることはこの10年で達成されてしまい、いまや「人間が、人間であるとAIに見抜かれなければ逆チューリングテスト合格」が目指される時代となったことが、本展開催の動機のひとつです。
AI時代のポスト・トゥルースを可視化することとなる本展から、次の時代の「AI×美学・芸術」に私たちは邁進して参ります。

2026年5月1日
人工知能美学芸術研究会 代表 中ザワヒデキ
人工知能美学芸術研究会 企画制作 草刈ミカ

研究会発足 https://www.aibigeiken.com/found.html
人工知能美学芸術宣言 https://www.aibigeiken.com/manifesto.html
草刈ミカ個展 http://www.mika-kusakari.com/?eid=76


草刈ミカ《凹凸絵画#54「キャプション」》2026



2026-05-01 上記日本語メールを日本語話者に同報配信しました。


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