人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)

第14回AI美芸研
シンポジウム 04 AI美学と多神教

記録ページ

開催概要

  • 【日時】

    • 2018年1月6日(土)14:00-19:00(※終了後、懇親会)
  • 【会場】

    • 沖縄科学技術大学院大学[OIST]講堂(沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1)
    • https://www.oist.jp/
  • 【講演】

    • 岡田浩之
      玉川大学学術研究所先端知能・ロボット研究センター主任、ロボカップ日本委員会専務理事
    • 栗原聡
      電気通信大学大学院情報理工学研究科教授、人工知能先端研究センター長
    • 銅谷賢治
      沖縄科学技術大学院大学神経計算ユニット教授
    • ※講演後、全体討論の時間を設けます。
    • ※講演と討論は撮影、実況、歓迎です。記録動画を後日公開します。
  • 【進行】

    • 銅谷賢治(OIST)
    • 中ザワヒデキ(AI美芸研)
  • 【参加費】

    • 参加費無料
    • ※日英同時通訳
  • 【主催】

    • 人工知能美学芸術研究会

講演内容

  • "プロジェクションサイエンス" による脱身体化された認知への試み
    岡田浩之

    • 「プロジェクションサイエンス」とは、人間の認知機構を解明するためのまったく新しい方法論であり、表象を外の世界に投射するプロセスこそが物理世界の刺激や情報から、主観的な経験を生む源泉そのものだと主張する。講演ではこれまでの身体化された認知の考え方をプロジェクションサイエンスの視点で考え直すことで、脱身体化された認知という新しい認知のメカニズムの可能性を論じる。
      特に、幽霊や神など表象の生成に直接関係する外的な対象物がない、あるいは認識されていないのに、何らかの理由で存在が信じられている現象を「プロジェクションサイエンス」の視点で考えたい。
    • http://okadahiroyuki.sakura.ne.jp/jp
    • 岡田浩之
  • 人工知能開発における西洋的・東洋的モノの見方による違いとは?
    栗原聡

    • 現在の機械学習に基づくAIは、知的情報処理技術と呼ぶ方が相応しい。そして、いよいよ本来のAIである、汎用型・自律型AI研究開発が加速しようとしている。AIシステムは大規模複雑化し、その全体を100%理解することも困難になるであろう。従来の科学技術は主としてトップダウン型の方法で設計されてきたが、大規模複雑なシステムに対してはボトムアップ型の方法も取り入れる必要がある。トップダウン的方法は西洋的視点と親和性が高く、一方、ボトムアップ的方法は東洋的視点との親和性が高い。今回は次世代AIの研究開発における、西洋的・東洋的モノの見方が果たす役割について考える。
    • ※(III)作品「DQNによる交通信号機制御」「多段創発アーキテクチャ」展示中。(2)講堂棟。
      http://www.ics.lab.uec.ac.jp/kurihara/
    • 栗原聡
  • 自律学習ロボットは何の夢を見るか
    銅谷賢治

    • つい数年前までのロボットや人工知能は、人により設計されたルールを入力に応じて適用するものだったが、ディープラーニングとの組み合わせにより強化学習が実問題への適用が可能になり、ロボットや人工知能は自らの行動則を獲得するようになった。強化学習は外部から与えられる「報酬」を最大化する枠組みであり、それはより速く走ることであったり、ゲームのスコアを稼ぐとこであったりする。ではロボットや人工知能は自らの報酬を発見し選択することはできるだろうか?できるとしたらそれはどんなものになるだろうか?これらの問いに答えるべく進めている研究について紹介する。
    • ※(IV)銅谷賢治とスマホロボット開発チーム「ロボットは自分の目標を見つけられるか?」展示中。(20)センター棟B階。
      https://groups.oist.jp/ja/ncu
    • 銅谷賢治