人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)

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第16回AI美芸研
シンポジウム 06 AI美学と機械

記録ページ

開催概要

  • 【日時】

    • 2018年1月8日(月祝)14:00-19:00(※終了後、展覧会閉幕パーティー)
  • 【会場】

    • 沖縄科学技術大学院大学[OIST]講堂(沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1)
    • https://www.oist.jp/
  • 【講演】

    • 秋庭史典
      名古屋大学大学院情報学研究科准教授、美学芸術学
    • エレナ・ノクス
      パフォーマンス/メディア・アーティスト、JSPS博士研究員、早稲田大学表現工学科
    • 久保田晃弘
      多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース教授
    • ※都合によりインケ・アーンスは出演できなくなりました。
    • ※講演後、全体討論の時間を設けます。
    • ※講演と討論は撮影、実況、歓迎です。記録動画を後日公開します。
  • 【進行】

    • 銅谷賢治(OIST)
    • 中ザワヒデキ(AI美芸研)
  • 【参加費】

    • 参加費無料
    • ※日英同時通訳
  • 【主催】

    • 人工知能美学芸術研究会

講演内容

  • 美学の役割と芸術の問い
    秋庭史典

    • わたしが話題にしたいことは二つあります。それらは、本展のタイトルに関することです。言うまでもなくそれは「人工知能美学芸術展」ですが、ひとつめは、美学は何を目的とする学問であり、その担い手は誰なのか、ということです。それを確認したのち、人工知能にとっての美学を考えるためにわたしたちが準備しておくべきことは何かを考えてみたい。これがひとつめの話題です。もうひとつは、芸術に関する話題です。といっても、芸術とは何かを問うのではありません。その代わり、人工知能が将来生み出すであろう産物を、なぜ芸術という名のもとで論じる必要があるのか、を考えてみたいと思います。これが二つめの話題です。
    • http://akibaf.com/
    • 秋庭史典
  • オルター対ディープ・ビリーフ
    エレナ・ノクス

    • Elena's talk will unpack and evaluate her very recent art experiment (December 2017) Omikuji, part of a new series of AI - art experiments Alter versus Deep Belief.
      Alter the robot (Ikegami Lab/Ishiguro Lab) was live-streamed by Watanabe Lab between Tokyo and Seoul. Alter has experimental AI. It uses a self-organising neural network to make sense of its world. Such AI strategies include deep belief networks, through which machines determine certain inputs to be believable.
      In our world today, understanding belief systems is important to the inter-harmony and the preservation of culture. Omikuji is a participatory artwork exploring the way machines, and humans, learn to believe things - and how, via robotics both hard and soft, they may embody those beliefs. We want to uncover and express how Alter's learning is mirroring our own.
      People may be prompted to ask: How sure are we in our beliefs, or in AI? How soft are they, and how hard?
    • ※(III)作品「Canny」「Occupation」展示中。(17)センター棟B階。
      http://www.lull.tv/knox.htm
    • エレナ・ノクス
  • AIと共有可能な、新しい種類の美学
    久保田晃弘

    • 人間以外の他者と美学を共有することは可能なのか。人間の自然言語は、豊かな詩的表現力を有してはいるが、それと同時に多義性や不確定性といったあいまいさからも逃れ得ない。人間がAIという他者と芸術とその美学を議論するためには、まず両者が共有できる言語で議論の基盤を設定することが必要不可欠である。そこで講演者らは、現代数学から得られる公理的構造が、美的なものごとと、その背景の動的関係の本質を記述できることを示した。美とは機能の一種であり、その一貫性と単純性が美的なものごとを生み出す。人間に依拠しない新しい種類の美学によって、美学や芸術における人間と機械の境界は消滅する。
    • cf. Akihiro Kubota, Hirokazu Hori, Makoto Naruse and Fuminori Akiba, A New Kind of Aesthetics - The Mathematical Structure of the Aesthetic, Philosophies 2017, 2(3), 14; doi:10.3390/philosophies2030014 http://www.mdpi.com/2409-9287/2/3/14
      http://hemokosa.com
    • 久保田晃弘