人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)

第20回AI美芸研「芸術哲学的ゾンビ」

記録ページ

  • 人工知能美学芸術研究会からお知らせです。

    第20回AI美芸研は「芸術哲学的ゾンビ」と題して8月18日(土)15時から、 中野駅徒歩8分の「なかのZERO」にて開催されます。
    ゲストは家族全員美術家のユニット<会田家>(会田寅次郎、会田誠、岡田裕子)、 並びにゾンビ音楽を来年ヴェネチアに提げ予定の安野太郎です。
    お盆納涼夏企画です。皆様奮って御参加ください。

  • 開催概要

    • 【名称】

      • 第20回AI美芸研「芸術哲学的ゾンビ」
    • 【日時】

      • 2018年8月18日(土)15:00-19:00(開場14:30)
      • ※終了後、懇親会(近くの居酒屋を予定)
    • 【会場】

    • 【講演】

      • 会田家(会田寅次郎、会田誠、岡田裕子)(全員美術家)
      • 安野太郎(作曲家/ゾンビ音楽)
      • 中ザワヒデキ(美術家/人工知能美学芸術研究会代表)
      • ※講演後、全体討論の時間を設けます。
      • ※講演と討論は撮影、実況、配信歓迎です。記録動画を後日公開します。
    • 【参加費】

      • 2,000円(原則どなたでも参加可、予約不要、懇親会費含まず)
      • ※入場は先着順、受付開始は開演30分前(14:30)です。
      • ※来場者が50名を超える場合は、立ち見、もしくはご入場いただけない可能性もございます。

    講演内容

    • 「旧芸術アナログ両親VSデジタル技術者息子の戦い、なのか?」
      会田家(会田寅次郎、会田誠、岡田裕子)(全員美術家)

      • 東京都現代美術館の「ここはだれの場所?展(2015)」でも何かと世間を賑わせた家族ユニット<会田家>が、コンピューター周辺の事象と未来、アートの可能性について議論する?現代の技術に全然明るくない現代美術家の両親/会田誠・岡田裕子と、パソコンをこよなく愛するデジタル脳の高2息子/寅次郎が織りなす、指向バラバラ家族のお茶の間トーク。寅次郎の趣味であるAIやブロックチェーンなどについての話が飛び出す予感。
      • ※家族全員美術家のユニット<会田家>は、第21回文化庁メディア芸術祭アート部門新人賞の会田寅次郎とその高名な両親、「戦争画RETURNS」「あぜ道」等の会田誠と、個人活動の他にオルタナティブ人形劇団「劇団★死期」の主宰もする岡田裕子から成る。(※文責・中ザワ)
        http://archive.fo/3KitX http://archive.fo/LkLfj
      • 会田家(会田寅次郎、会田誠、岡田裕子)(全員美術家)
    • 「ゾンビ音楽について:無脳自動人形から脳死自動人形へ」
      安野太郎(作曲家/ゾンビ音楽)

      • ゾンビ音楽とは安野が提唱する自動演奏機械による音楽である。一般的に自動演奏音楽はこれまで大きく2つの傾向に分かれていた。人間の縮小である自動演奏音楽と、人間の拡張である自動演奏音楽だ。人間の縮小である自動演奏音楽は、オルゴール等に代表されるものである。人間の拡張である自動演奏音楽は、過去のAI美芸展コンサートでも特集したコンロン・ナンカロウのプレイヤー・ピアノ等である。さて、ゾンビ音楽とは何だろうか。ゾンビ音楽はこれら2つの傾向のどちらでもない。ひとまずここでは《音楽における死の欲動の拡張》としておく。本講演では、古今東西の自動演奏音楽と比較検討することによって導いたゾンビ音楽の立ち位置と、去年制作し発表した作品「大霊廟I」と「大霊廟II」について時間の許す限りお話したい。
      • ※作曲家の安野太郎はリコーダーの孔が8つある事から256通りの指使いのための音楽を発想、それがゾンビ音楽に繋がった。元・方法マシン代表。第58回ヴェネチア・ビエンナーレ日本代表作家の一人。(※文責・中ザワ)
        http://taro.poino.net/
      • 安野太郎(作曲家/ゾンビ音楽)
    • 「人工知能と美学と芸術」
      中ザワヒデキ(美術家/人工知能美学芸術研究会代表)

      • 人工知能が描いた絵と聞いてももはや驚かない。恐らくそれは、人間が人工知能という道具を使って制作したものであり、人工知能が内発的に創作したものではない。そして一方では、芸術は人間に固有の属性で、真の意味での芸術が人工知能にできる訳がないという根強い信仰がある。では改めて、人工知能が真に芸術を創作するとはどういうことか。私はこれを考えるにあたって「人工知能に美意識は芽生えるか」という問いを避けて通れなかった。美学的ゾンビ問題と言い換えてもよい。さらには、それが人間には到底芸術とは思えないものだとしても「人工知能が真に芸術を創作した」と判定するための条件を考えるなら、コギトの発生確認も不可欠となる。
      • ※中ザワヒデキという表記の美術家名は医学部在籍時より使用。「バカCG」を経て「方法主義宣言」「新・方法主義宣言」「人工知能美学芸術宣言」。ビットマップ3D関連特許。著書『西洋雅人列伝』『現代美術史日本篇』。
        https://www.aloalo.co.jp/nakazawa/
      • 中ザワヒデキ(美術家、人工知能美学芸術研究会代表)