人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)

日本語 / English

S/N
S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら
What If AI Composed for Mr. S?


  • 税込価格 5,500円(本体 5,000円)
  • 日英バイリンガル/本+廃盤中古CD

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    Amazon Japan www.amazon.co.jp/dp/4990290380
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    NADiff a/p/a/r/t
    京都市京セラ美術館ミュージアムショップ
    ※書店様へ:委託納品対応致します。info [at] aibigeiken.com までお問い合わせ下さい。
  • 【リード】
    • S氏、N氏は実在する。S氏はN氏に「指示書」に基づく代作を依頼し、N氏はゴーストライターとして作曲を完遂していた。一方でS氏は自らが全聾であり、自身の内から一音符一音符を紡いだと称していた。生み出された「交響曲第1番」は、ごく少人数からの嫌悪と、圧倒的多人数からの賞賛と感動と涙に包まれていたが、ある時、N氏は自らがゴーストライターであったことを名乗り出て、問題となった。
      さて、AI美芸研としてはこれを民事事件として扱わない。
      「S氏がもし人間の作曲家にではなく、AIの作曲家に代作させていたとしたら、何がどのように問題か、またはあなたのようにスルーするのか」と問いかける。
      ※「平成美術:うたかたと瓦礫 1989-2019」(椹木野衣企画監修、京都市京セラ美術館、2021年1月23日-4月11日)参加作品関連企画。
  • 【概要】
    • 本書は21世紀前半の創作と鑑賞の密かな歪みから読み取れる、芸術と美学のある種の本質に迫ろうとするものである。扱う題材は、2014年に世間を騒がせた、佐村河内守(S氏)と新垣隆(N氏)による「ゴーストライター事件」である。前提される時代的要因は、2012年以降、第3次ブームと呼ばれて躍進を見せた、「人工知能」(AI)という技術あるいは他者である。
      ゴーストライター事件においては、芸術家という一個人に帰せられるはずの近代的な「作曲=創作」が、「音符は書かないが指示書を書くS氏の創作」と、「指示書から音符を書くN氏の創作」の二つに分断(S/N)されていた。代作という語が示すように、世間常識的にはこの場合の実際の創作は、音符を書いたN氏に帰せられるものであろう。ところが近年のAIによる自動作曲技術は、役割分担的にはN氏の創作性を代替するものであって、S氏のそれではない。ここから、「S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら」という問いが生ずる。
      本書には、この問いに対する各界の識者33名の応答が所収されている。
  • 【基本情報】
    • 書名|S/N:S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら
      編・著・発行|人工知能美学芸術研究会
      特別協力|ゲーテ・インスティトゥート大阪・京都
      発行日|2021年1月23日(発売日|2021年3月11日)
      日英バイリンガル/廃盤中古CD付録/124x140mm/448頁/並製・豪華箱入
      ISBN|978-4-9902903-8-2
      古物商許可証|東京都公安委員会 第303332007000号
      ※特典:「AI美芸研」参加優待券2枚(1回につき1枚のみ500円分として使用可能)
      ※付録のCD「佐村河内守:交響曲第1番《HIROSHIMA》」は中古品です。再生確認済みですが、中古品であることを予めご了承ください。
  • 【執筆】
    • 「平成の墓石」「音楽(一般)」「音楽(AI)」「美術・美学」「社会」「令和の初音」
      吉松隆、片山杜秀、渋谷慶一郎、長木誠司、三枝成彰、沼野雄司、五十嵐玄、鈴木淳史、平石博一、中川俊郎、古川聖、大村英史、土屋雄、川島素晴、足立智美、徳井直生、建畠晢、中井康之、成相肇、佐藤守弘、原田裕規、塚田優、天野一夫、筒井宏樹、藤井雅実、中ザワヒデキ、草刈ミカ、森達也、斎藤環、赤坂亮太、水野祐、椹木野衣、エンツィオ・ヴェッツェル。
  • 【ポスター】